想い 2026.06.01

メディアをやめるつもりはない。それでも事業を広げる理由

「Petmoさんって、Instagramのメディアですよね」

そう言われることが、とても多いんです。たしかに、いちばん目に触れるのはInstagramの発信だと思います。でも、私たちにとってメディアは、たくさんある事業のひとつの”顔”にすぎません。

最初から、メディア単体で完結させるつもりはありませんでした。むしろメディアは、その先にある事業へとつながる”入口”だと考えています。

愛犬と行ける場所を、できる限り自分たちの目で確かめて、信頼できる情報だけをInstagramで紹介する。Petmoは、その地道な発信からスタートしました。情報を一つずつ確かめて、毎日届ける。そうして少しずつ、Petmoの影響力は大きくなっていきました。

「ここ、ずっと探してました」「Petmoを見て、初めて愛犬と旅行できました」。そんなメッセージが届くたびに、この発信には意味があると実感できる。けれど同時に、私たちはずっと考えていました。この影響力を、もっと多くの人の役に立つ形にできないか、と。

転機は、ある”ズレ”に気づいたことでした。

フォロワーさんの「困った」は、施設の情報だけじゃ解決しなかった

DMで寄せられる質問が、だんだん施設のことだけじゃなくなっていったんです。

「うちの子、シニアになってきて。体にいいフードってどれですか?」 「いろんなグッズを買ったけど、結局しっくりくるものに出会えなくて」 「近所で愛犬と参加できるイベント、ないんですかね」

ペットオーナーが本当に求めていたのは、「どこに行けるか」だけじゃなかった。愛犬との暮らしそのものを、もっと良くしたい。その切実な願いが、一つひとつのメッセージから伝わってきました。

私たちはメディアとして「行ける場所」は届けられる。でも、「いいフード」も「いいグッズ」も「楽しいイベント」も、メディアの発信だけでは届けきれない。そのもどかしさが、ずっと心に引っかかっていました。

事業者の「届かない」も、同じ根っこだった

同じ頃、施設やブランドの方々からの相談も増えていました。

「自信を持って作った商品なのに、ペットオーナーに知ってもらえない」 「イベントを企画したけれど、どう集客すればいいか分からない」

驚いたのは、その悩みがフォロワーさんの「困った」と、ちょうど裏返しの関係になっていたことです。

ペットオーナーは「本当にいいものに出会えない」と言い、事業者は「いいものを届けられない」と言う。両者の間には、ただ情報が流れていないだけの”見えない壁”がありました。

メディアとして、私たちはその両側の声を聞ける場所にいる。だったら、ただ情報を発信するだけじゃなく、この壁そのものを壊しにいくべきじゃないか。そう考えたのが、ペットモが事業を広げる出発点でした。

それでも、メディアをやめるつもりはない

いまペットモは、Petmoのメディア運営を続けながら、ペット関連事業者のマーケティング支援に取り組んでいます。そしてこれからは、本当に求められるペット商品のプロデュースや、新しい取り組みにも挑戦していこうとしています。

向き合う領域は広がりました。でも、私たちの軸はメディアから一歩も動いていません。

なぜなら、ペットオーナーが何に喜び、何に困っているかを誰よりも知っているのは、毎日彼らと向き合ってきたメディアだからです。その肌感覚があるからこそ、本当に求められる商品を生み出せるし、本当に響く企画ができる。メディアは、ペットモのすべての事業の土台なんです。

ペットオーナーには「知りたい情報」と「本当にいいもの」を。 事業者には「届けたい人に、ちゃんと届く力」を。

メディアから始まったペットモだからこそ、できることがある。そしてその可能性は、ペット用品の枠だけにとどまらないと考えています。

「こんなこと、Petmoと一緒にできないかな」——そう思っていただけたなら、ぜひ一度お話を聞かせてください。

「ペットとの暮らしに、もっと自由な毎日を。」

この一行を本気で実現するために、私たちはメディアの枠を超えていきます。